[ハワイの基本情報] お得で便利なバス旅にトライ!The Busの乗り方 〜正しく活用編〜

アロハ!旅行者にとっても便利なThe Busの〜基本乗車編〜をご紹介した前回。今回はその続きとして、The Busについてさらに詳しく知り、正しいルールで賢く活用する方法をご紹介しますよ〜!

 

<4>バスを乗り換えるとき

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細かく路線化され、オアフ島をくまなく網羅しているThe Busですが、遠方まで行くときには乗り換えが必要なときもあります。そんなときに活用したいのが、このトランスファーチケット!

 

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— トランスファーチケット(The Bus HPより)

この乗り換え専用チケット、実は2014年7月1日より新しくなり、下の切り取る部分が加わって2回使えるようになりました。(今までは1回のみ使用可能でした)

発行から2時間以内であれば同一方向へのバスに乗り換える場合に限り、無料で(乗車時に支払った$2.50のみで)2回までバスに乗車できるというもの。よって、往復に使うことはできないというルール。乗車時に「トランスファー、プリーズ」と言えば運転手さんが使用期限となる時間のところでちぎってくれたチケットを1枚もらうことができます。使い方は、乗車時にチケットをもらい乗り換え地点で下車、次のバスで運転手さんにチケットを渡すと下のクーポンを切り取ってくれるので残りの長いほうを受け取り、下車後、2回目の乗り換えではチケット全てを渡せばOK!

 

例えばワイキキからカイルア・ビーチ・パークまでThe Busで行く場合…

大きな地図で見る

例)
①クヒオ通りからアラモアナ方面のバスに乗車、運賃を支払いトランスファーチケットをもらう
②アラモアナセンターで下車、カイルア行きのバスに乗り換え、トランスファーチケットを見せて1枚ちぎってもらう
③カイルアに到着!ショッピングをしたら、ビーチ方面のバスに乗り換え、トランスファーチケットを渡す
④サウス・カラヘオ・アベニューで下車、カイルアビーチパークまで徒歩3分!
⑤$2.50で無事到着!

※これは乗り換えの一例です。
※上のマップでは別ルートが表示される場合があります。

 

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— The Busの旅で新しいハワイの魅力を見つけられる

今までもトランスファーチケットの使用ルールは定められていたものの、運転手さんごとに異なる応対(往復でも使えたり、制限時間の確認がなかったり、チケットを受け取らず乗せてくれたり…)が多く見られていたというのも事実。今度決められたルールでは同一方向のみOKということなので、旅行者としてはしっかりルールを守って使いたいですね!

The Bus 公式HP「乗継ぎ及び乗換えルール改正のお知らせ」(別ウィンドウで開きます)

 

 

<5> ドキドキ!目的地で降りるとき

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— 窓からの景色をゆっくりと眺められるのもバス旅の魅力のひとつ

無事バスに乗り込めてホッとするのも束の間、次は目的地でしっかり降りられるかが問題です。<1> The Busのバス停にも書いた通り、各バス停には名前が付いていませんので、降りるタイミングは自分で判断することになります。The Busは基本的に運転手さんによる車内アナウンスがなく、バス停が近づくと男性の声で録音テープが流れて、現在走っている通りの名前と近くにある施設名がアナウンスされます。
その内容と同じものが前方のLED(電光掲示板)にも表示されるので、目的地に近づいたらそれを見て降りるタイミングを見計らうか、窓から見える景色で判断するのもいいですね。

 

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— インターネットが繋がる状態なら、スマホなどの地図アプリで現在地を確認しながら進むのがオススメ!

有名な観光スポットではマイクで声をかけてくれる運転手さんもいますが、郊外に行くときは詳しいアナウンスが流れないときもあるので乗り過ごさないように注意しましょう。

降りるときは左右の窓の上部にひかれているロープを軽く引っ張ると、前方のLEDに「STOP REQUESTED」と表示され次のバス停がある場所でバスが止まります。前方の自動ドアからも降りることはできますが、中央の出口専用ドアは手動なので、バーを軽く手で押して開けてくださいね!

 

<6>その他に気をつけたいこと

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車内は禁酒・禁煙ですが、知らずにやってしまいがちなのが飲食。車内で食べたり飲んだりすることはお酒やタバコ同様にNG!飲み物をそのまま手で持って持ち込むと、運転手さんから注意される場合があるかも。

運転中に、運転手さんへ話しかけることはできません。尋ねたいことがあるときは、停車中に。

狭いバスの車内、持ち込める手荷物の大きさにも制限があります。サーフボードやゴルフセット、大きなキャリーケースはNG。カバンは膝の上に乗るくらいの大きさまで。ベビーカーは折り畳んで乗るようにしましょう。(空港を通る一部のバスでは、キャリーケースの持ち込みがOKな場合もあります)

中央のドアから下車するとき、手動ドアの場合は人が離れると自然とドアが閉まります。自分の後に降りる人がいる場合は、降りた後でもドアを押さえておいてあげると親切ですね。

The Busは公共交通機関です。いくらハワイとはいっても、水着や上半身裸の状態、また濡れた服のままで乗車することはできませんのでご注意を。

バスの車内は冷房が効いてとても冷えていることがあります。カバンにも入る薄手の羽織ものを1枚持っておくと便利ですよ。

 

旅行者にとっても便利な交通手段であるThe Bus。トランスファーチケットを使えば、降りたい場所で降りて知らない町を巡る目的のないぶらり旅なんかも楽しめそう!決められたルールとあわせてマナーもしっかりと守り、ハワイ旅行をもっと充実させるためにもThe Busを上手に正しく活用したいですね!

 

 

The Bus ホームページ — http://www.thebus.org/

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