[ハワイの基本情報] お得で便利なバス旅にトライ!The Busの乗り方 〜基本乗車編〜
ALOHA!ハワイ旅行の際、交通手段としてぜひ活用したいのが「The Bus」。ワイキキなどでもよく見かけるこのバスは、オアフ島の公共交通サービスです。その走行ルートは細かく路線化されていて、オアフ島全体を網羅しているためローカルの人々にとっては通勤や通学など毎日の生活に欠かせない移動手段。
ですが地元の人々だけでなく、レンタカーを借りない旅や長期滞在をする旅行者にもThe Busはとっても便利!滞在するワイキキ近辺からアラモアナショッピングセンター方面はもちろん、カハラモール、カイルアタウン、ラニカイ・ビーチ、ノースショア、ワイケレアウトレット、アロハスタジアム、パールハーバーにパールリッジ・センターなど…一度は訪れてみたい観光スポットにも連れていってくれるThe Busを活用しない手はありません!
今回は、The Busを便利に上手く活用するための正しい乗り方についてご紹介しましょう。
<1> The Busのバス停
— 交通量の多いクヒオ通り
ワイキキでよく見かけるThe Busですが、ワイキキでのメインのバスルートは両面通行が可能なクヒオ通り(Kuhio Avenue.)となります。クヒオ通りでは1〜2ブロックごとにバス停を見つけることができるので、ワイキキから乗車する場合はクヒオ通りまで出るといいですね。
ちなみにバス停となる看板は↑こちら。黄色に黒のバスのマークが目印です。それぞれのバス停には日本のように停留所の名前が付いていないのでご注意。
<2> どのルートでどのバスに乗るかをチェック!
The Busのルートは数えきれないほどたくさんあって、それらが数分おきにバス停へやってきます。行き先は同じでも、通るルートが異なるバスもあるので最初は混乱しがち。乗ってから不安にならないためにも、目的地を通るバスと乗車する場所については事前にしっかりと調べておきましょう。
The Bus車両の正面と背面には、LED(電光掲示板)で行き先や各ルートに割り振られたルートナンバーが表示されています。乗車の際には目的地を通るバスのナンバーと、乗り込むバスのナンバーが間違っていないかを乗車前に必ず確認すること!バス停にバスが到着する数十秒間でそれらを見極めるのはドキドキしますが、もし不安な場合はドアが開いたとき運転手さんに「Does this bus stop at ○○?(○○には止まりますか?)」と聞くのが1番手っ取り早くてベスト!勇気を出して!
<3> The Busの運賃と支払い方法
The Busの運賃は、1回の乗車につき$2.50。子供は6〜18歳が$1.25で、6歳未満の幼児は大人同伴なら無料です。(ただし幼児が2人の場合、子供1人分の料金が必要!)運賃は必ず乗車時に支払うことがルールとなっていて、乗り込むときに運転席すぐ横のボックスに自分で投入するシステムです。車内では両替ができないため必ず事前に用意しておきましょう。3ドル支払っても、お釣りは戻ってきません…。1ドル札2枚にクォーターコイン2枚でも、クォーターコイン10枚でもピッタリであればOKですよ!
ちなみにThe Busの運賃は、オアフ島内のどこから乗ってもどこまで行っても同一料金。これは旅行者にも嬉しいですよね!しっかり乗りこなせたら、格安でオアフ島一周観光もできちゃいますよ〜!
— ワイキキとはまた違った魅力のある町、ハレイワやノースショアにもThe Busでお得に足を運べる!
また、The Busを何度も利用する旅行者向けにお得な各種パスもあります。ワイキキのABCストアやフードランド、セブンイレブンなどで販売しているので滞在スケジュールにあわせて活用したいですね。
★ビジターパス… 4日間 全ルート乗り放題($25 ※子供料金設定なし)
★マンスリーパス… 1ヶ月 全ルート乗り放題(大人 $60 / 6〜18歳の子供 $25)
※有効期限は各月の1日から末日まで
<4> 基本の乗り方
The Busにはドアが前方にひとつ、中央にひとつあります。中央のほうは出口専用となるのでこちらからは乗れません。運賃を支払うボックスも運転席の横にしかないため乗車時には必ず前のドアから乗ることになりますが、前方のドアは出口としても使われるため、乗り込む際には先に降りる人を優先するのがマナー。乗り込んだら、できるだけ後ろへ詰めて進むこともお忘れなく。
そして日本でもお馴染みの優先席(プライオリティ・シート)はThe Busにも存在します。日本語のステッカーも貼ってあるので、どの席かはすぐわかるはず。また優先席ではなくとも、現地ではレディーファーストと並んで年配の方をいたわるのが当たり前となっているので、もし年配の方が立っているようなら席を譲ってあげるのが親切ですね。
今回は「The Busの乗り方 〜基本乗車編〜」をご紹介しました。日本のバスと同じだったり、異なるところもあったりしますが、乗り方を覚えてしまえばとても便利なThe Bus。
次回は後編として、目的地での降り方やマスターしたいトランスファーチケットの使い方、そしてThe Bus利用時についての注意点などをご紹介しますよ!
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