ありがとう、さようなら!ハワイアン航空 福岡—ホノルル直行便が運休へ

ついにこの日がやってきてしまいました。2014年6月30日は、福岡発 ハワイアン航空の最終便が運航される日。そう、まさにこの日をもって福岡—ホノルル間のハワイアン航空直行便は運休へ入り、あのハワイアンの女性が描かれた白×紫色の機体を福岡で見るのは(実質)最後となる日が来てしまったのです。

 

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(実質)最後のお別れとその姿を写真に収めるべく、福岡空港へ。

 

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まだ記憶に新しい、ハワイアン航空の福岡直行便運休のニュース。この驚きのニュースが発表されたのは、今年の2月末でした。

福岡—ホノルル路線は2012年4月に就航して以来毎日休むことなく運航を続け、昨年9月には、福岡—ホノルル直行便限定で搭乗客へタブレットの無料貸出サービスを行ったり、機内サービスのさらなるアップグレードを計ってきました。福岡発のハワイ直行便として搭乗時から南国ハワイの気分を味わえる他にはないサービスが好評だったにも関わらず、突然の運休発表。

利用者の心情としては「たったの2年で運休なんて…!」という悲しい気持ちではありますが、運休に至る理由としてはやっぱり、“運航を続けるための十分な乗客数の増加が今後も見込めない”ということだそう。

 

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— このトレードマークも福岡空港では見納めです…

それでも九州・福岡とハワイは古くからの歴史と強い絆で結ばれているはず。いつかまた福岡空港でその姿を見られるようになることを信じて、いよいよ最終便のお見送りへ!

 

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こちらは夜21時発の最終便が出発を待っているところ。利用者を機内へ案内したあとは、スタッフたちも全員外へ出てきました。最後のお見送りをするようです。

 

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スタッフは一列に並んで横断幕を片手に、七色のライトをキラキラ輝かせ手を降ります。その姿を横目にゆっくりと動き出す機体。

 

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空港内には、ガラス越しから静かに見守る人々の姿が。ああ、なんだか泣けてくる…。

 

大勢の人たちに別れを告げて長い長い滑走路をゆっくりと反対側へ渡ったら、いよいよ離陸です。

 

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福岡の地をぐっと踏みしめて離れていく機体…ありがとうハワイアン航空、そしてさようならハワイアン航空!

 

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きっと、またいつか戻ってきてね〜!

 

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ハワイ到着を心待ちにした人々を乗せ、尾にはトレードマークを輝かせながら、福岡発—ホノルル行きの最終直行便は真っ暗な空へと飛び立っていきました。

 

ハワイアン航空の最終便を目の当たりにして、少しだけ胸が熱くなった日。でもいつかまた九州に戻ってきてくれることを信じましょう!ちなみにハワイアン航空は現在、羽田空港(デイリー)/関西国際空港(デイリー)/仙台・新千歳空港(週3便)を運航中。九州からハワイへの直行便は今後デルタ航空のみとなりますが、それでもそのままハワイへ飛べる直行便が一つでもあるということは、やっぱり便利で嬉しいことですよね!

 

以上、今回はしんみりと福岡発ハワイアン航空最終便のレポートでした!(涙)

 

 

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