秋の夜長には読書がオススメ!ハワイが舞台の小説6作品をご紹介

ALOHA!紅葉が綺麗な季節、夜も長くなってきてだんだん冬の近づきを感じる今日この頃。そんな秋の夜長を家にいながらゆったりと過ごすのにオススメなのが、読書です。今回はこの秋読書をするならぜひオススメしたい、ハワイを舞台にした小説の中から6作品をご紹介します。

 

「カイマナヒラの家」 著者:池澤夏樹

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— あらすじ —
様々な人が共同生活を営むその家は、サーフィンに魅せられハワイに通う“ぼく”の滞在場所となった。夕日の浜でサムに聞いた「神様は着陸を禁じられた飛行機」の話、伝説の女性サーファー、レラ・サンの死。神話を秘めた島ハワイが見せてくれる、永遠に通じる一瞬と失わなければいけない時を描いた、美しい物語。(出典:amazon.co.jp 商品ページ

ハワイに旅行中、ふとしたきっかけから、カイマナヒラ(ハワイ語でダイヤモンドヘッド)の麓に建てられた家に滞在することになる“ぼく”と、彼のまわりで起こる出来事を描いた物語。ページのところどころに挿入されている芝田満之氏の美しいハワイの風景を写した写真も素晴らしく、ハワイの魅力を感じながら登場人物たちとハワイで同じ時間を過ごしているような感覚にさせてくれる作品です。

 

「鍵のない家 〜ハワイ資産家殺人事件〜」 著者:アール・デア・ビガーズ

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— あらすじ —
ホノルルの資産家ダン・ウィンタースリップがワイキキビーチの豪邸で殺害された。 折しもダンを訪ねてハワイに降り立った親族ジョン・クインシーが、ホノルル警察チャーリー・チャン刑事とともに捜査を開始。 手がかりがひとつ、またひとつと「石壁」にぶち当たっては砕け散る一方、ダンの秘められた過去が暴かれていく……(出典:amazon.co.jp 商品ページ

ワイキキの高級ホテル、ハレクラニの人気バー「House without a key」の名前の由来ともなった、1920年代の本格ミステリー黄金期の大ヒット作。 正統派ミステリーでありながらも読みやすく、古き良き時代のハワイが舞台とあって今のホノルルの姿とはまた違う情景が物語を通して楽しめるのも魅力のひとつ。

 

「再会のハワイ」 著者:松阿弥 靖

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― あらすじ ―
大学卒業から7年。サークル仲間だった1人の女性の結婚式を機にホノルルに集う男女7人。「いつかみんなでハワイへ行こう」という想いから名付けられたサークルの名称は「アロハ・クラブ」。学生時代の秘めたる想い、甘く切ない回想、旧友に再会する期待、そして、ロマンチックな夢…。楽園・ハワイを舞台に、男女7人それぞれが主人公となる新たなるストーリーがいま始まる。(出典:amazon.co.jp 商品ページ

オアフ島の人気スポットもたくさん登場し、ハワイ好きなら情景を想像しながら読み進めることができるため思わずその世界観に入り込んでしまいそうになる一作。楽園で繰り広げられるセンチメンタルな連作短編小説15編と、オアフ島の人気スポットが一体化して、小説でありながらガイドブックとしても読める新感覚の作品です。

 

「遊泳禁止とかいてないからといって溺れないとは限りません」 著者:鳩豆かおり

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— あらすじ —
蒼を愛しすぎてしまった九十九守(つくもまもる)は毎日彼の家で待ち続けた。 それが長い間彼の幸せだった。 阿呆の犬のように待ち続けるのが得意な九十九守がうじうじと悩んだ結果、 人生で最高に愛した人と別れ、 うじうじと傷心旅行に旅立った。 南の島で、のんびりしてすべてを忘れようと思っていた矢先、 彼の前に現れた女性とは・・・(出典:amazon.co.jp 商品ページ

今回紹介する作品の中で、唯一の恋愛小説であり、著者初の恋愛小説。失恋の傷を負ったままにハワイを訪れ、そこで出会う女性との時間を綴った、まさに吹き抜けるハワイの風のように穏やかで爽やかな恋物語です。ハワイのビーチを思い浮かべながら、ベッドでゆっくりと読む一冊に。

 

「ホテル・ピーベリー」 著者:近藤史恵

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— あらすじ —
不祥事で若くして教師の職を追われた木崎淳平は、友人のすすめでハワイ島を訪れる。宿泊先は友人と同じ日本人オーナーの「ホテル・ピーベリー」。なぜか“滞在できるのは一度きり、リピーターはなし”というルールがあるという。やがて同宿者がプールで溺れ死ぬ事件が起き、直後にはバイク事故でもう一人が。このホテルにはなにかがある……(出典:amazon.co.jp 商品ページ

キラウェア火山をはじめハワイ島の名所が多数登場し、そこで次々と起こる事件は非日常的ながらも飽きる暇なく進行するストーリーに、思わず読み進める手が止まらなくなります。ハワイを舞台に愛情、苦しみ、喜び、嫉妬、葛藤などの感情を通して見える人間らしさと登場人物の心理に、一喜一憂すること間違いなしの傑作ミステリー!

 

「まぼろしハワイ」 著者:よしもとばなな

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― あらすじ ―
パパが死んで三ヶ月。傷心のオハナは、義理の母でありフラダンサーのあざみとホノルル空港に降り立った。あざみの育ての親マサコの、永遠の踊りに出会い、薄青い空、濃い緑、白く尖った波を眺めるうちに、涙の嵐に襲われる日々が変わっていく。パパはもうどこにもいないけれど、人生は続くのだ。優しいハワイに包まれ、生命が輝き出す奇跡の物語。(出典:amazon.co.jp 商品ページ

2010年に発売されたよしもとばななさんの書き下ろし作。著者自身もフラの修業を積み、5年に渡りハワイを行き来して完成させた傑作集。ハワイ、フラ、そしてオハナ(家族)にまつわる3つの物語が収録されているためフラをしている人にもオススメで、読めばハワイに行きたくなる、温かい気持ちになれる美しい作品です。

 

 

ハワイを舞台にした小説6選、いかがでしたか?

眠りにつく前の読書は心を落ち着かせ、より深い睡眠をとることができるともいわれています。ハワイの風景を頭に浮かべながらリラックスしての読書は、いつもよりも少しだけ心地良い時間を過ごすことできるかも。普段はスマホやタブレットなどを寝る前のお供にしている方も、この秋は文庫本を手にベッドに入って秋の夜長をゆっくりと過ごしてみては?

 

 

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