[ハワイにはいつ行ける?] ハワイ州で90日間の感染再拡大防止プログラムがスタート
ALOHA!
青い海、白い砂浜、雨上がりの虹…
ハワイの美しい景色をこの目でまた見られるのはいつになるでしょうか。
新型コロナウイルスによる感染拡大が一旦は落ち着き、一時は米国本土からの観光客で賑わう姿を見せたハワイ州ですが、ここ数ヶ月のあいだで再び感染者が増加傾向にあります。
この状況を受けてハワイの各地では感染再拡大防止策とした新たなプログラム「Safe Access Oahu(セーフ・アクセス・オアフ)」をスタートしました。
9月13日より60日間の期間限定でスタートしたセーフ・アクセス・オアフ・プログラムは、オアフ島内のレストランやバー、ジムなどの施設を利用する際に、ワクチン接種証明書もしくは過去48時間以内の陰性証明書の提示を義務づけるものです。
また、9月15日からはマウイ郡(マウイ島・モロカイ島・ラナイ島含む)でも同様の対策が始まっています。
これらはハワイで働く人々や企業、そして地元住人や観光客を守る対策であるため、対象となるのは
- 飲食スペースのあるスーパーやフードコートを含むレストラン
- フィットネスジム
- プール(公共・プライベートどちらも)
- 映画館
- 動物園
- 植物園
- 水族館
- その他の商業施設など
など、屋内施設のほぼ全て。
現在は12歳以上に義務づけられていますが、利用する施設の滞在時間が15分以内であれば証明書の提示は不要となっています。
それでは、日本人である私たちは次にいつハワイへ旅行に行けるのでしょうか?
もしも今すぐに日本からハワイへ渡航するとなった場合は、条件として
- ワクチンの摂取が完了していること(最終接種日より15日が経過)
- 自治体発行の海外渡航用ワクチン接種証明書を持参すること
の2つが必要となります。
また、証明書には日本語と合わせて英語表記での証明がされていることも条件です。
ちなみに現在、一般的にはハワイ到着後10日間の自己隔離が課せられることになっていますが、日本からの到着者に対しては入国前72時間以内にハワイ州指定の医療機関でPCR検査を受け、到着時にこの陰性証明を提示することで自己隔離を免除する措置が設けられています。
しかしながら、現時点で日本のワクチン接種証明書は自治体によって様々なフォーマットが存在し、様式が異なってしまっているそう。
そのため、証明書があっても一部の施設や機関で入店できない可能性もある、とハワイ州は注意喚起しています。
「じゃあワクチン接種を終えていればハワイに行けるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、日本の第4波、5波と繰り返す感染状況やワクチン接種完了率の低さを見ると、海外へ観光のために渡航することはまだまだ現実的ではないことがわかります。
また、米国疾病予防管理センター(CDC)も日本の感染状況を見て、2021年9月現在、日本から米国への入国については警戒レベル3と評価し「不要不急の渡航は延期を」と勧告しています。
久しぶりのハワイ旅行が実現するまではもう少し時間が必要ですが、いまは私たち一人ひとりができる限りの対策をしつつ、再び安心安全にハワイを訪れられるその日を楽しみに待ちたいですね。
▼詳しい情報を知りたい方はこちらのウェブサイトをご参考ください。