映画「Go for Broke!—ハワイ日系二世の記憶—」4月に熊本・鹿児島上映決定!
アロハ!
今回ご紹介するのは、ハワイが好きな人、ハワイに行ったことのある人ならぜひ知っておいてほしい&その目で見てほしい映画。それは日系移民の方へのインタビューと記録映像によって、ハワイに住む日系二世の真実とオールド・ハワイの姿をまっすぐに描いた作品「Go for Broke!—ハワイ日系二世の記憶—」です。
この作品は昨年日本で公開され多くの反響を呼び、今年も全国での上映が順次決定している話題作。
前回ラブハワイ九州では1月に福岡で開催された上映会の様子をご紹介し、この機会を逃すと二度と見られないかもしれない…とお知らせしましたが、なんと!今月に熊本・鹿児島での上映が決定しました!
上映日程は後ほどお知らせするとして、まだこの映画を観たことのない方は“ハワイの日系移民”や“第二次世界大戦の記憶”と聞くと、正直難しそうで自分には関係ないことのように思えたり、なんとなく敬遠しがちな話、かもしれませんね。
それでも、ハワイへ旅行に行ったときのことを思いだしてください。ハワイではある程度の日本語が通じるし、BENTO(弁当)が売っていて、おいしい醤油や豆腐も手に入る。ハワイには日本の文化がいくつも根付いていますよね。
このように、知らなければ疑問に思うこともない今のハワイでは当たり前のことも全て、過去に日本から移民として移り住んだ日系移民の人々が築き上げてきた歴史があるからこそ。
見知らぬ土地での過酷な労働、差別のある生活、戦争への志願など…日系移民の人々の苦労や功績がなければ今のハワイは無いと言っても過言ではないほど、ハワイの歴史を語る上で欠かすことのできない時を彼らは過ごしてきたのです。
そんなハワイで激動の時代を生き抜いた日系二世へのインタビューと、当時の風景をそのまま切り取った写真や貴重な記録映像で構成されるのがこの作品。
ちなみにハワイへ移り住んだ移民の数、全国的に見ても福岡、熊本の出身者がとても多く、全体の数十%を占めていたことは知っていますか?(本作にも熊本出身の二世が数名出演されています。)また、鹿児島からも過去に数百名がハワイへ移民として渡っているんだそう。
今回、本作とゆかりのある熊本と鹿児島、二つの地で上映されるということで九州に住む私たちにとっては、九州からハワイへ移り住んだ日系移民の記憶と真実を知ることのできるまたとない機会です。
“学校では教えてくれないもう一つの日本史”として、今まで触れるきっかけがなかった日系移民の歴史とオールド・ハワイの姿をその目で見るとともに、彼らのまっすぐでありのままの言葉を聞きに、是非足を運んでみてください。
※最新の上映スケジュールなど詳細は下記HPまたはFacebookでご確認ください。
【熊本上映会】
日時:4月12日(土)11:00 / 14:30(各回30分前開場)
会場:菊陽町図書館ホール(熊本県菊池郡菊陽町原水1438-1)
Tel:096-232-7756
料金:一般1,500円 / 学生1,000円(小学生~大学生)/ 母娘2,000円(中学生まで)
協賛:エンゼル光の森有料老人ホームエンゼル / エンゼル2番館
問い合わせ・予約:NPO法人NAC-J(Tel 090-3501-1249)
【鹿児島上映会】
日時:4月13日(日)14:00(開演は14:30予定)
会場:ホテルサンデイズイン鹿児島1Fレストラン(鹿児島県鹿児島市山之口町9-8)
Tel:099-227-5152
ゲスト:上映前に地元フラ団体によるフラの披露があります
料金:2,000円(1ドリンク込み)
定員:60名(先着順)
問い合わせ:NPO法人NAC-J(Tel 090-3501-1249)
Go for Broke! ~ハワイ日系二世の記憶~ Facebook(お写真をお借りしました)
https://www.facebook.com/GoforBrokeHawaii
NPO法人NAC-J(最新上映スケジュールはこちらから)
http://nacj.blog133.fc2.com/