カカアコ地区のアートフェスで壁に描かれた琉装ガールが大人気!

アロハ!オアフ島・ホノルルの中で日常的にアートが溢れる街、カカアコ地区。ここでは、建物の壁面などを利用して街中に絵を描く路上アートフェスティバル「POW!MOW!(パウワウ)」が定期的に開催されています。

 

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— 「POW!WOW!」HPより

どこを見てもアートに囲まれているカカアコに一度でも行ったことのある人なら、その魅力がわかるはず。どれも言葉では説明できないほど個性的で迫力のある作品ばかりに出会うことができ、アートや音楽を愛する若者たちを中心としていまカカアコの街自体が注目されていて、ホノルルの中でも人気スポットとなりつつあるんです。

 

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POW!WOW!HAWAII では街全体が会場となり夜通し盛り上がる— 「POW!WOW!」HPより

そんなカカアコをアートの街として象徴するようなイベント「POW!WOW!」で我らが九州、沖縄県うるま市出身の大学生が描いた作品「ハナガサヒネ」がいま、注目を集めているそう!

 

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— 沖縄タイムス+プラスより

ポップでいきいきとした琉装姿の女性を描いたのはレミ・ミードさん、24歳。現在はオアフ島アイエア市に住みながら、カピオラニコミュニティー大学にて3Dアニメーションを学んでいるとのこと。

ちなみに「POW!WOW!」は招待されたアーティストだけが参加できるというもので、ミードさんは昨年に続き2度目の参加。迫力ある作品を楽しめるカカアコのアートですが、「ハナガサヒネ」はなんと高さ約5メートル、幅約4メートルの建物に描かれているんです!

 

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— レミ・ミードさんHPより

作品名の「ハナガサヒネ」は、ハワイ語で女性を意味する「ワヒネ」と琉球舞踊で使う「花笠」を合わせた造語。「自分のルーツである沖縄を作品につなげていきたい」という思いで描いたという今回の作品は、花笠をかぶり沖縄の伝統的な衣装を思わせる鮮やかな配色に身を包む女性と、可愛らしくキャラクター化したシーサーで、通行人の目を引き一度見たら忘れられないようなとっても印象的なものとなっています。

現在「ハナガサヒネ」は沖縄のことを良く知る地元の日系人やローカルの人々、そしてもちろん観光客からも大変な人気で、ソーシャルメディアを通して世界中の人に評価されるほど注目されているそう!沖縄の文化がこういったアートを介してハワイから世界に広まることは、とても誇らしく嬉しいことですよね。

 

それでもいつ消されてしまうかわからない、カカアコを飾る数々のアートたち。今後も沖縄とハワイを融合したミードさんの作品にも注目したいですが、もしカカアコに立ち寄る機会があればまずは一度この目で「ハナガサヒネ」を見てみたいものですね!

 

レミ・ミードさんのHPはこちら
http://www.remimead.com/

「POW!WOW!」HP
http://powwowhawaii.com/

 

 

 

参考記事元:沖縄タイムス+プラス

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